先に開催致しました「再生の祈り」-熊野の記憶がよみがえるアート- における売上の一部を「熊野古道の森を育む未来基金」(通称くまもり募金)に対し、田辺市教育委員会 教育長 野田泰輔様にご面談させて頂いた上で、2月12日付で寄付をさせて頂きました。
平成16年に「紀伊山地の霊場と参詣道」
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レシートアートとは、全国各地から捨てられてしまう不要なレシートを集め、アイロンなどの熱を発するもので描くVIKI独自の画法です。時間と共に描かれた絵は薄れていきますが、VIKIは “エイジング/ 熟成 ”と呼んでいます。私たちの記憶も熟成されていくように、時間の見えるアートとして肯定的に捉えています。SDGs目標の12番目である「つくる責任、つかう責任」に焦点を当て、紙のレシートを2030 年までに無くすことを目指しています。
レシートはリサイクルができない素材です。私たちは大量のレシートが破棄されているだけの現実に気付き、「持続可能な生産・消費形態の確保」を意識する必要があると考えます。大量のレシートが破棄されている現実と、物質的なレシートの存在に警鐘を鳴らす役目を果たしたい。不要だった紙レシートが、アートという文化資源へと昇華することを目的としています。